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人生初の猫カフェはいまいちな感じだった

近所の猫カフェに行ったんだけど、期待しすぎたのかな、不満が残る人生初猫カフェだった。でも、最後の最後に楽しませてもらったから、ちょっと複雑な気持ち。

 

お店の玄関をくぐると、女性店員に案内された。6畳くらいの部屋にソファが1つ、椅子が2〜3つ点在している空間に通された。テーブルはソファの前に一つだけあった。最近通ってる皮膚科の待合室みたいだった。違うのは、部屋の奥にゲージが固まっていて、その中とか上とかに猫がたむろしているところ。どうやら、ここは本当に猫カフェみたい。

 

中には女性と小学生くらいの男の子がいる、親子らしく、店員とは仲が良さげ。ゲージの近くに座っていた。

 

奥に扉があったから、そっちに客間があるのかなと思ったけど、よく見るとそっちは控え室らしい。どうやら、この待合室が客間のようである。

 

どこに座るか迷う・・・。ソファが空いているけど、ど真ん中にあって居心地が悪い。初めて来たヨソサマのお家のソファって感じ?そこにいきなり座りにくいよね?悪い意味でアットホーム・・・。

 

キョロキョロしてる僕を見ても、店員は特に席の指示はしない。この店員、一見さんには愛想が悪いのだろうか…。メニューから飲み物を選べと言うのでホットコーヒーを頼んだ。ワンドリンク1時間千円。なるほど時間制なのね。

 

とりあえず、一番手前の席に腰を下ろした。下ろして気づいたのは、いかんせん猫が遠いこと。猫は奥のゲージに固まってるから、3mくらい距離がある。仕方ないから勇気を出して、ソファに座ることを決心した。それでも1mくらい距離がある。

 

ゲージの上の猫がこっちを見ていた。こっちには来なくて、無言で見つめあった。そりゃわざわざ知らない人のところに寄って来たりしないか。

 

立ってゲージに近づこうかと思った。思ったけど、しなかった。だって、ゲージの周りは先客の女性と店員に固められていて、これに近づくのは即ちこの人たちとのコミュニケーションを要することを意味していたから。

 

「このトラ猫ちゃんは太っちょですね。可愛い〜」みたいなことを言いながら輪に入るべきなんだろうか。え、待って。猫ちゃんに癒されに来たのに、赤の他人と頑張って話して、消耗しなきゃいけないの?そう思ったから、僕はそこからは猫を遠巻きに眺めるのに徹した。猫はたまにゲージから降りて来て、床をテクテク歩いたりしていた。それでもこっちには寄って来なくて、猫を眺めるのに15分くらいで飽きて、あとはケータイを弄っていたかな。

 

完全に目的を見失って、時間はラスト5分。猫と触れ合えないまま、初猫カフェが終わるのか、そう思った。

 

ところが、なんの風の吹き回しなんだよ。なんと太っちょトラ猫ちゃんがスタスタとこっちに向かってきた。しかも、ピョンて、膝に飛び乗ってきた。まさかと思った。デレるの急すぎない?!めちゃめちゃ焦りながら、急速に癒された。100Aくらいで急速充電された。

 

そこで、愛想の悪い女性店員が登場し、「これで1時間になりますね」とだけ言って去る。延長の説明とかもないんかい。ちょうど別の客が入ってきたから、たぶん出てってほしかったんだろうな。

 

結果的に猫とは触れ合えたけど、もうここには来ないかなあ。苦い経験だった。