はれま

日記です

ラ・ラ・ランド

近況です。

2月は卒論と修論の発表があって、バタバタしてました。僕はM1なんで、発表はないですけど、多少、B4の卒論を面倒見たりしてました。

M2は余裕そうで、手伝うこともなかったです。よく卒業旅行とか新居の話とかしてました。卒業旅行には海外に行くそうです。その後、就職は東京らしいです。うちは毎年、大体みんな東京に行きます。そんなギョーカイな感じです。

あと1年したら自分の番なんですね。1年後のことを想像すると、少しワクワクします。そう思う一方で、まだ1年もあるんだと途方に暮れることもあります。研究室は退屈だけど、ストレスも多い。

忙しさにかまけていたら、もう3月です。今日なんて昼間は暖かかいと感じるくらいでした。

とはいえ、今年は春が近づくのを手放しに喜べない。3月になってついに、就活が始まってしまいました。はて、何から手を付けようかと、頭を抱えています。周りに置き去りにされないようにしなくては。

ラ・ラ・ランド

最近ラ・ラ・ランドを見ました。楽しみにしてたんで、公開日に梅田で。

カラフルな画面に心踊る映画でした。衣装へのこだわりを強く感じます。

逆に、画面から伝わる感情が大きすぎて、曲の印象が薄まってしまうほどでした。歌曲に関しては、見る前からYouTubeで予習(?)してたんですが、思ったほどの感動は得られなかったですね。

とはいえ、本当に素晴らしい楽曲群です。見る前はサントラを買うのを我慢していたんですが、満を辞して購入しました。どの曲も前向きな人生賛歌なのがとてもいいですね。一番好きな曲は2人で歌うCity of Starsです。もちろん、延々と聞いてます。驚くことに、バイト先でも延々と流れてました。そういう職場なんです。

夢を叶える

ストーリーに関しては平凡なラブストーリーと感じ取れます。実際、2人がデートする場所はどれもハリウッドの定番デートスポットだそうです。あえてひねらずストレートに描いたんだと解釈します。

オチは悲劇的とも言えますが、悪くはありませんでした。平凡なカップルが夢を叶える過程で別れるというもので、切ない感じでした。

ここらへんは監督としても芯を持って描いた部分なんでしょう。スターの卵という人種は、夢のために、理性とも感情とも反する方へ誘われる。夢を叶えることで、必ず何か失われるものがある。こういう信念は、闇を感じる部分でもあるんですけど、そういう闇に負けないように、前向きに、「それでも夢のために頑張ることは大切だ」と鼓舞する気持ちなんです。

セッションで、監督は、あの狂人的なストイックさを、愚行として描きつつも、夢を叶える過程の上での本質として描きました。正直なところ、ドン引きしましたけど、これくらいの精神じゃないと、あの若さで、凄まじい重圧のなか傑作を連発できんわな。うん。

はい。もちろん、ラ・ラ・ランドは暗い映画ではありません。明るい映画です。人生賛歌です。

夢追い人同士の恋愛は、夢が叶えば失われる。だからこそ美しい。刹那的な青春の煌めきです。それを比喩的に表現するのが、薄明かりの夕暮れ(マジックアワー)です。多くのシーンがこのマジックアワーに撮影されています。

マジックアワーが終われば、夜が訪れます。二人の恋は終わってしまいますが、その代わりお互いに夢を叶えます。このとき、ミアが身にまとったドレスは漆黒です。

ここからのラストシーンでは、切なさで胸がいっぱいになりました。いろいろ解釈ができますが……後悔とも愛情とも感謝とも懺悔とも。「もし、あのとき、こうしていたら……まだ二人の恋は続いていただろうか」。

見ながら直感的に思ったこととしては、「夢を叶えて、尚且つ二人は結ばれることができたんだ」ということ。これは仮定法ではなく。事実として。映画として。飽くまでメタ的な意味で。

これは全部夢なわけですから、いつか冷めてしまいます。夢から覚めれば、新しい朝が来ます。

Another Day of Sun

さいごに

個人的には、夢追い人の気持ちってわかんないなーって感じでした。それに、やっぱこの監督の信条、根本的に受け入れられないところもある。それでも、よかったと思える映画でした。

日本ではアカデミー賞に合わせての公開だったんですけど、残念ながら作品賞は逃しちゃいましたね。

セッションが話題になったのも記憶に新しく、それもあって、GAGAはラ・ラ・ランドに社運をかけてる感じでした。スクリーン数を見ればわかります。IMAXも抑えてますし。

結果的に作品賞は逃しちゃいましたけど、ハプニングも含め、作品賞を取れなかった意外性(下馬評的には意外でもない?)自体も、それはそれで話題になったんですかね?? とまあ、なんか、よくわかりませんが、結局口コミ宣伝がうまくいって、いま大変好調ですね、ということです。

ホモ的な観点としては、ムーンライトが選ばれたのは喜ばしいことかもしれませんね。いちばん見たいのはメッセージだけどね!