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きっぷの買い方(夏休みの自由研究)

JR券の買い方で迷ったのでメモ。 プチ夏休みの自由研究になったので,記事に. 出典も記載しようと思ったが,めんどいので気が向いたら付け足す. 検証はしてませんが,たぶん正確.たぶん.

詳細

  • 出発地:新大阪駅
  • 目的地:大甕駅(茨城県
  • 条件:
    • 水戸で(途中)下車する.
    • 乗車時間を短くする.
    • 特急券は自由席料金.
    • 学割を使います.

乗車時間の条件は,東海道新幹線と特急ひたちを乗りきることで満たすとする. 実際,これが一番早いはず.

比較

私の選択肢は2つあって,学割・往復割利用とEX早特21利用. 結論としては,学割利用が安い。

学割・往復割利用

  • 乗:10,150 * 0.8[学割] * 0.9[往復割] = 7,308 = 7,300
  • 特:4,870(新・東海) + 1,550(特・ひたち) = 6,420
  • +) 13,720

EX早特21利用

  • 乗1・特1:11,000(EX早特・新大阪→品川)
  • 乗2:(2,270[品川→水戸] * 0.8[学割]) + 410[水戸→大甕] = 1816 + 410 = 1810 + 410 = 2220
  • 特2:1,550[特・ひたち]
  • +) 14,770

考察

学割がない場合

学割・往復割利用から学割を取り払うと,EX早特21のほうが安くなる. やはり乗車券を長く買うと学割が効く. 往復割はさらに距離が長くなると効き始めると思われる.

途中下車と大都市近郊区間の問題

EX早特21利用の場合,水戸途中下車ができないのが地味に面白い。 営業キロは101キロを超えているが,大都市近郊区間内のみの乗車券は途中下車できない決まりがある. ちなみに,常磐線の場合,いわき駅まで東京近郊区間

途中下車に関しては公式さんをどうぞ. きっぷあれこれ > 途中下車:JR東日本

ただ、乗車券の買い方を工夫すると,途中下車できるようになるらしい. 色々方法があるんですが,今回は新幹線経路を含む方法が良さそう. これは,経路の中に新幹線経由を含めてしまうというもの. ややこしくてちゃんと理解できていないと思うのだけど, 私の解釈では,この大都市近郊区間というのには,新幹線区間は含まれないので, 新幹線経路を含むことで「大都市近郊区間内のみ」の条件から抜け出すということなのだと思う.

今回の場合,品川→(東京)→(上野)→水戸→大甕が目的の経路なので, 東京・上野区間を東北新幹線経由にしてしまえばよい. あるいは,品川→東京を東海道新幹線経由にしてもよい. そうすれば,「大都市近郊区間内のみ」の乗車券ではなくなる.

もちろん,新幹線経由にしたからといって,新幹線に乗らなければいけないわけではなく, 公式に並行している区間の乗車が認められている. 新幹線は在来線の増線として作られたという背景があるからとかないからとか……. 違うようで同じ,同じようで違う路線なんですね…….

ただ,注意として,この買い方をした場合, 「大都市近郊区間内のみ」乗車券のメリットである,経路選択ができなくなるので, 大回り乗車みたいなお楽しみは認められなくなるので注意.

また,別の方法としては,大都市近郊区間の外れる駅まで買ってしまう方法. いわき駅の一つ向こう,つまり草野駅まで買えばよい. ただ,今回の場合は,運賃が余分にかかっちゃうので不適切. この方法が使えるのは大都市近郊区間の端の方で乗り降りするとき.

まとめ

旅客営業規則については矛盾や抜け道など色々議論されていて奥が深いらしい. 大人なら正しく切符くらい買えるようになりたい.

参考にしたサイト

お得なきっぷの買い方ガイド〜大都市近郊区間内の経路に新幹線を含めた発券