出棺の前に母が泣くことはわかっていた
出棺の前に母が泣くことはわかっていた。
祖母の枕元で、母は立ち尽くしていた。 参列者がそえる花で、祖母の体が見えなくなっていく。 白い花のなかに浮かぶ顔は、化粧で暖かい色に整えられていた。 母は額の前に花を抱えて、祖母の顔が見えているのかもわからない。
姉が母の肩に手を置いた。 右手で母の肩を撫で、左手で自分の娘を抱えていた。 別れを告げる人の流れは早送りに見えた。
母の姿は祖母と重なった。姉の姿は母と重なった。 姉の肩に手を置くのは、左手に抱えた幼子なのだろうか。
僕は、老いていく母に目を背けたくなったが、遺体を前に悲しみに暮れる娘の姿にも戸惑って、 熱くなった目頭を手で拭うと、花に体温を奪われた手の冷たさを感じた。
冷えた大晦日に身を震わせ、葬儀は終わりへと向かう。
人生初の猫カフェはいまいちな感じだった
近所の猫カフェに行ったんだけど、期待しすぎたのかな、不満が残る人生初猫カフェだった。でも、最後の最後に楽しませてもらったから、ちょっと複雑な気持ち。
お店の玄関をくぐると、女性店員に案内された。6畳くらいの部屋にソファが1つ、椅子が2〜3つ点在している空間に通された。テーブルはソファの前に一つだけあった。最近通ってる皮膚科の待合室みたいだった。違うのは、部屋の奥にゲージが固まっていて、その中とか上とかに猫がたむろしているところ。どうやら、ここは本当に猫カフェみたい。
中には女性と小学生くらいの男の子がいる、親子らしく、店員とは仲が良さげ。ゲージの近くに座っていた。
奥に扉があったから、そっちに客間があるのかなと思ったけど、よく見るとそっちは控え室らしい。どうやら、この待合室が客間のようである。
どこに座るか迷う・・・。ソファが空いているけど、ど真ん中にあって居心地が悪い。初めて来たヨソサマのお家のソファって感じ?そこにいきなり座りにくいよね?悪い意味でアットホーム・・・。
キョロキョロしてる僕を見ても、店員は特に席の指示はしない。この店員、一見さんには愛想が悪いのだろうか…。メニューから飲み物を選べと言うのでホットコーヒーを頼んだ。ワンドリンク1時間千円。なるほど時間制なのね。
とりあえず、一番手前の席に腰を下ろした。下ろして気づいたのは、いかんせん猫が遠いこと。猫は奥のゲージに固まってるから、3mくらい距離がある。仕方ないから勇気を出して、ソファに座ることを決心した。それでも1mくらい距離がある。
ゲージの上の猫がこっちを見ていた。こっちには来なくて、無言で見つめあった。そりゃわざわざ知らない人のところに寄って来たりしないか。
立ってゲージに近づこうかと思った。思ったけど、しなかった。だって、ゲージの周りは先客の女性と店員に固められていて、これに近づくのは即ちこの人たちとのコミュニケーションを要することを意味していたから。
「このトラ猫ちゃんは太っちょですね。可愛い〜」みたいなことを言いながら輪に入るべきなんだろうか。え、待って。猫ちゃんに癒されに来たのに、赤の他人と頑張って話して、消耗しなきゃいけないの?そう思ったから、僕はそこからは猫を遠巻きに眺めるのに徹した。猫はたまにゲージから降りて来て、床をテクテク歩いたりしていた。それでもこっちには寄って来なくて、猫を眺めるのに15分くらいで飽きて、あとはケータイを弄っていたかな。
完全に目的を見失って、時間はラスト5分。猫と触れ合えないまま、初猫カフェが終わるのか、そう思った。
ところが、なんの風の吹き回しなんだよ。なんと太っちょトラ猫ちゃんがスタスタとこっちに向かってきた。しかも、ピョンて、膝に飛び乗ってきた。まさかと思った。デレるの急すぎない?!めちゃめちゃ焦りながら、急速に癒された。100Aくらいで急速充電された。
そこで、愛想の悪い女性店員が登場し、「これで1時間になりますね」とだけ言って去る。延長の説明とかもないんかい。ちょうど別の客が入ってきたから、たぶん出てってほしかったんだろうな。
結果的に猫とは触れ合えたけど、もうここには来ないかなあ。苦い経験だった。
川田まみ「FINAL F∀N FESTIVAL "F"」5/21
- ライブレポは他の方に任せる。
- 映像で確認できない個人的な覚書。
- 2016/05/21(土)
- 東京ドームシティホール
チケットと席のこと
- e+でHP先行。
- 2連を大学の友達と。
- 2バル上手指定席で視界良好。
物販
- 事前通販もあってかレジ数は少ないけどそこまで混雑せず
- 禁書シャナコラボTシャツは当日分は売切れ
- 最後に買ってったオタクが拳を突き上げてたおめでとう
開演前
- なぜか私の前の席あたりに島みやえい子先生がいた。(開演時はいなくなってた)
- アジア系の外国人に「立ち見席ってココでいいですか?」って聞かれる。
- わからない。
開演30分前 - MOGRAのだーやま店長がオープニングDJ 〜I'veセレクション〜
- 非I'veだけど、fripSideのtrusty snowが流れて私歓喜
- Key曲はイントロで必ず悲鳴が聞こえる
- 曲目はブチ上がる感じだったが、座ってる人多かった
- 体力温存するよね・・・
- 公演時間が長いの知ってるから・・・
- よく考えると、ここからアンコール前までぶっ続け(時間にして4.5hくらい?)
開演
メジャーシングルA面をリリース日降順でクロスフェード(これもだーやまさんの仕事?)
- radiance
- Borderland
- Break a spell
- Fixed star
- 「みんなも楽しい時間になるように星に願って」
- ぼく「お星様、どうかeclipseやってくれ〜」
- masterpiece
- Magic∞world(with 黒崎真音)
- 歌い出し演出が神
- 自分の声が涙声で吹き出す
- Snap out of it!!(with 黒崎真音)
- Where I belong・・・ずっと
- 聞いたことなかったとか言えない
- 雨
- ここでウニャウニャ動く電飾の演出が凝ってることに気づく
- はじめはレーザーで照らしてると思ってたけど、天井から吊るされてる
- See visonS
- PSI-missing MfEI ver.(with 八木沼悟志 from fripSide)
- LEVEL5 -judgelight-(with fripSide)
- カラチェンめんどかったからずっと青ライト振ってたんだけど、オレンジ見せてーって言われて、即時カラチェンオタクだった
- only my railgun(with fripSide)
- 空の森で
- 「初めてテレビアニメの曲を歌わせてもらった曲」というMCで気づいたオタクが発狂しだし、まみさんに怒られる
- 赤い涙
- 懐かしさでジワる
- 光芒
- この曲もなんか会場沸いてた
- I…civilization
- IMMORAL
- ゲームベストタイム
- イントロのピロリロみたいな音で発狂する訓練されたオタクたち
- 個人的にはこれを歌うと、eclipseが歌われない気がして、まだ笑えない
- eclipse
- なんかもうホッとする
- 肩の荷が降りる
- どっと疲れが溢れ出す
- 当然歌うだろって言う人もいるかも知れないけど、他の要素にウェイトを置いてたら無かった可能性もある
- 他の要素:C.G mix
- INITIATIVE
- Wing of Courage -空を超えて-
- RIDE -The Front Line Covers-
- 愛してるから泣いた
- I pray to stop my cry -little sea style-(with KOTOKO)
- 「この曲はこの人と歌いたいよね?」で優勝を確信した東京ドームシティホール
- 発狂
- Light My Fire(with KOTOKO)
- 天壌を翔る者たち(with KOTOKO・黒崎真音・fripSide)
- イントロのめっちゃ最初の方で気づく聴力お化けオタクがいて笑った
- 「天壌…(ボソッ」
- 忘年会の余興かなって思ったのは秘密
- イントロのめっちゃ最初の方で気づく聴力お化けオタクがいて笑った
- SEED
- 座る
- halfway
- 私としては、体力がかなり限界になってたので、この後立ち上がるのがキツかった
- Contrail ~軌跡~
- triangle
- sense
- ありがとう
- serment
- Get my Way!
- いつもタオル持参しないから、結局タオル回すことは一回も無かった
- No buts!
- portament
- 涙声になりながらも粋なMCを挟みつつ退場するまみさんかっけー
アンコール
川田まみコールでなく、普通のアンコールになってた
- 風と君を抱いて
- 緋色の空
- JOINT
- 本当にあっさりさっぱりとした去り際
帰り
- 氷室京介のドーム終演とぶつかりうんざり
- 原付の鍵を失くしたことに気づく
まとめ
正直メタクソ疲れた・・・。 引退と言われても、つぶさに追いかけていたわけではないから、まだ実感が無いのが正直なところ。 C.G mix率低すぎってのはある。