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ムーンライト

映画ムーンライトを見たので感想を書きました。

いろんな世界があるんだなと知れるのは本当にいいことだと思う。もっと言うと、いろんな世界の見え方があるんだなって思えた。

それ故に、ちょっとキツくて気持ちが悪くなる映画でもあった。

実写でここまで心象風景に近い画が作れるってすごい。デジタル加工すごい。たぶん作ってる人たちには世界はこう言うふうに見えてたんだろうな、と。あるいは、思い出としてこういう色で残ってるんだろうなと思う。

デジタル加工で色を変えることの是非についてはよくわからないけど、この映画みたいに「リアルな作り物」ができる時代になって、コミュニケーションや感情表現として創作の形も変わっていくと思う。言葉で会話しなくても、記憶や気持ちを直に見せられるようになったわけで。「こういう世界があるんだな」っていう客観じゃなく、「こういう人生があって、こういう気持ちになって、そしたら世界がこう見えるようになった」っていう主観をベタにインプットさせられるようになった。

この映画については、少し「キツイ」とか「気持ち悪い」って感じるところもあって、それは「逃げられない映画館という環境で誰かの主観が直に流れ込んでくる」現象への拒絶反応だったのかなと思う。

因みに、まだキングコングを見れていないです。